どうも、寒いのが苦手な砕刃です。
我が家のお風呂は冬場とても寒いです。
寒すぎて脱衣所にファンヒーターを置いちゃったくらいです(笑)
なぜなら、我が家は家の外(離れ)にお風呂があるから!
私の周りではこの冬にお風呂場で亡くなっていたという話を2件聞きました。
「ヒートショック」って他人事じゃないですよね、自分の親も心配です。
我が家のお風呂も実家のお風呂も超寒いので、なんとかしようと思いました。(汗)
お風呂場のDIYで窓を断熱し、ヒートショックを防ごう
今回はポリカーボネートという材料を使った、お風呂場の断熱をDIYする方法を紹介します。
子供が小さいので、お風呂で温まって欲しいけど、お風呂が寒いから逆に風邪ひきそう・・・そんな思いがきっかけでお風呂場のDIYをやってみました!
この方法で我が家のお風呂場は寒さが和らいだと思います。
まさにDIY、素人が作る物なので、精密さは無いのですが効果はあったと実感できました。
約6,000円で2重窓をDIYで作ることができる
今回使用する材料は以下のとおりです
材料
- ポリカーボネイト
- フレーム4本×2
- 上レール1本、下レール1本
- ビニールテープ
- 両面テープ
道具
メジャー、カッターナイフ、ノコギリ(刃の細かいもの)
材料は以上の通りです。全部ホームセンターでそろえることができます。
Amazonなどでも買いそろえることができます。
一番高価なポリカーボネイトは182cm×91cmの厚さ4mmのサイズで2,178円(税込み)
お風呂場の窓をペアガラスに取り換えてもらう費用に比べたら、約6,000円で作れるので、節約ですよね♪
これで寒いお風呂とサヨナラです。
では、作り方の紹介です。
2重窓の作り方
下準備編
- まず、お風呂場の枠をメジャーで測ります。実際に取り付けたい場所を決めてマジックでラインをひきます。測った長さはメモに書いておきます。
- サイズから使用するポリカーボネイト(以降、ポリカ)の枚数を考えます。
枠のサイズが91cm×182cm以内なら1枚、以上なら2枚購入します。
(我が家のお風呂は●cm×●cmだったので、2枚購入しました。) - 作成する窓のサイズを決めます。
それぞれ1cmずつ横を長くすることで、取り付けやすくしました。
(我が家の場合は●cm×●cmだったので●cm×●cmを2枚作ることにしました。) - 上下のレールは窓の幅になるように1本か2本購入します。
(レールはプラスチック製とアルミ製ありますが、プラスチック製をオススメします) - 材料を全部用意できたら、作っていきます
作成編
- レールを上下とも、窓の幅-2cmになるようにノコギリで切ります。
掃除しやすいように両端1cmは離しておきます。
(我が家のお風呂は●cm×●cmだったので、●cmで切りました。) - 両面テープを貼り、上下ともレールをくっつけます。
- ポリカを決めた長さで切ります。ノコギリでもカッターナイフでも可
カッターナイフの方が時間はかかりますが、クズがでないので〇
カットできたら、透明のフィルムは剥がしてしまいましょう。後から剥がすのは面倒なので - ポリカの四方をビニールテープで水が入らないように貼ります。
(断熱の意味でも塞いでおいた方がよいです。) - フレームを2本上下部分にはめて、余分なとこを切ります。(ここらへんから雑になります(笑))
次に残りの辺もフレームがはまるように、ポリカと合わせながら余分なところを切ります。 - 同じようにもう一枚もポリカ窓を作ります。
- できたら、レールにはめて完成!!!
我が家のポリカ製2重窓はこんな感じ
我が家は窓が大きいので、かなり断熱性能が上がりました。
換気したい時は簡単に外れるので、外して立てかけておくことができます。
我が家は面倒なので、冬のシーズン中はずっとはめたままです(笑)
この方法はたくさんのメリットがあるので、続けて紹介します。
ポリカーボネイトを選ぶ理由には訳がある
ポリカーボネイトなんて初めて聞いたって人も多いはず、私もそうでした。
実際ホームセンターで見て、実物を知りました。
窓の断熱なら他にもいくつか素材があります。プチプチ、プラダン、アクリル板、アルミシートなどいろいろ手軽に手に入ります。
ですが、ポリカを採用したのは以下のメリットがあるからなんです。
- 断熱性が高い
- 丈夫で壊れにくい
- 水に強い
- 自分で作れる
しかし、
あくまでDIYできる範囲では優秀というだけで、窓をペアガラスにする方が断熱効果は高いので、予算のある方はペアガラスの樹脂サッシを取り付ける事をおすすめします。
ポリカーボネイトの断熱性能はどれくらい?
ポリカの断熱性能は熱貫流率で比較することが出来ます。
熱貫流率と難しいワードが出てきましたが、単純に「熱がどれだけ通りやすいか」ということです。
以下に材質ごとの熱貫流率の一覧をまとめてみました。参考にしてください。
材質ごとの熱貫流率一覧
材質 | 熱貫流率(W/m²・K) |
アルミ | 200 |
単層ガラス | 5.9 |
ポリカーボネイト | 4.0 |
ペアガラス | 2~2.5 |
樹脂 | 0.2 |
空気 | 0.024 |
ポリカの熱貫流率は4.0となっていて、1枚物のガラスの5.9よりも低い数値になっています。
数値が低いほど、熱を通しにくいということになります。
そして意外なのが、空気です!めちゃ低い数値で熱を通しにくいんです。
逆に、アルミは熱貫流率が高いです。なので、フレームを作る時にはアルミではなく、プラスチックが良いということになりますね!
レールはアルミよりもプラスチック
加工もしやすく、アルミよりも安価であるし、熱も通しにくいという点で、レールに使用する材料はプラスチックをオススメします。
ポリカーボネイトの端はビニールテープで塞ぐ
ポリカーボネイトの端は透明のビニールテープで塞いでおくとよいです。
- 中の空気が逃げないので、断熱性能が上がる
- 水やごみが中に入らない
知らない間にゴキブリが中に卵を産み付けてる・・・なんて事もありえます(; ・`д・´)
DIYで2重窓を作るまとめ
- 約6,000円で作れる
- ポリカーボネイトが丈夫でおすすめ
- 取り外しが簡単
- カビや湿気に強い
- 透明で明るい
など、快適になること間違いなしです(∩´∀`)∩
是非ともお試しあれ♪
2重窓をDIYしない他の方法
必ずしもDIYが良いとは限らないのも事実。。。
他の方法についてもご紹介します!
窓枠を樹脂サッシ&ペアガラスに取り換えてもらう
これが一番断熱性能的に良いと思います。
費用は~10万円程度はかかると思います。
「DIYとか無理」って方は
一度見積もりをとってみてもいいかもしれません。
見積もりは無料でできます。砕刃は3社見積もりをオススメしますので、下のリンクからの見積もりも検討の1つに入れてみてください(∩´∀`)∩
簡易内窓セットを買う
別に1個ずつ材料揃えなくても、セットになった商品がありました(笑)
180cm×140cm以内など、商品によってサイズがあります。
必要なサイズを購入して、取り付ける事ができますね!
おわりに
寒い冬から快適な冬へと目指して、頑張ってみてはいかがでしょうか。
まずはホームセンターへ下見に行くところからでも始めてみてください。
わからない事がありましたら、気軽に砕刃までメールやメッセージを送ってください。
Twitterもやっていますので、フォローやDMお願いします(/・ω・)/