古民家の床下の嫌な臭いからさよならしたい

家庭の悩み田舎暮らし
この記事は約6分で読めます。

どうも、砕刃です。

今回は古民家の床下からくる臭いについて低予算でできる解決策がありましたので、報告します。

原因の特定はできなかったけれど、臭いが生活空間に流れてこないように塞いでしまおう

という結論になりました。

この記事は素人が行う荒業についての内容ですので、

低予算で問題解決したい」と考えられている方にオススメの記事です。

興味がある方は最後まで読んでください( ゚Д゚)

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床下の臭いものにはフタをする。

ことわざって現代にも活かせますね、先人の知恵ってすごい。

使用した材料は猫砂用のシリカゲル(実家で猫を飼っているので)

シリカゲルの猫砂

シリカゲルタイプの猫砂はホームセンターには置いていないお店もあって、この商品はAmazonで購入しました。

それと散らからないように、網目の細かいネットの2つを使用しました。

作り方は以下の通りです。

ネットを筒状に加工(破れにくい通気性ある袋なら何でも可
そこにシリカゲルを詰める。ギッシリと
問題の床下にシリカゲルを山盛りに流し込む
シリカゲルを詰めたネットを床下との空間に隙間が無いように詰める
さらに石粉粘土で隙間を埋める。完成!!

完成したものがこちら!

砕刃家の玄関床下施工後

床下を完全に詰めたことで、臭いは無くなった!!

隙間なく詰めたことで、玄関に充満していた嫌な臭いは流れてこなくなりました。

【クサいものにはフタをする】

これにて我が家の問題は解決です。

築70年以上の古民家なので、何十年住むというわけでもないのでキッチン部分の床下が点検できなくなっても問題ありません。

ネズミなんかが侵入してくる心配も無くなりましたし、良しとしましょう。

(玄関の床下がガラ空きで外が見えるとか今どき無いよね・・・)

臭いの原因は何なのか。

問題が発生したのは2020年春。玄関の床下部分から嫌な臭いがする・・・。

腐ったような、、不快な臭い。

隙間から床下を覗くも、臭いの原因だと思える物は見つからず、悩んでいました。

夏になり、臭いは一時しなくなったので、腐りきったのかと思っていました。

しかし、9月に入り臭いはまたもやってきました。

床下は通気性が大事だと知っていたので、今まで塞いでしまうことに躊躇していました。

しかし、臭いはあまりにひどく、原因の特定もできないまま、、

予想では、ネズミの糞尿が残っていたのだと思っています。

費用はいくらかかったのか

今回使用した材料と金額はこちら

材料使用量金額
猫砂(シリカゲル)3袋3,000円
網(網戸張替え用)2m×45cm500円
石粉粘土1kg1,000円
合計4,500円

シリカゲルは猫砂を使用しました。

実家で猫を飼っているので、消臭力は抜群だということは知っていました。

1袋4.6Lの容量なのでけっこう入っています。

網にシリカゲルを詰めたのは、ネズミなどの侵入を防ぎたいと思ったので、破られないネットを使いました。

結果的に石粉粘土で詰めたので必要なかったんですけどね。

粘土はいろんな種類がありますが、今回は安価な石粉粘土を使用しました!

乾燥後は硬質だとあったのでそれに決めましたが、湿気は吸ってしまうようなので、上から防水ニスでも吹き付けようかと思っています。

セメントの扱いが得意な方はセメントで固めてしまう。っていう方法もありますね。

どんな家に住んでいるのか

現在住んでいる住宅は、祖父が暮らしていた家を引き継いで家族で暮らしています。

祖父が暮らしていた住居なので、かやぶき民家に住んでいます。

日本昔話に出てきそうな家をイメージしてもらえたらいいと思います。

(ここまで古くないけど(笑))

茅葺きの古民家

古民家の床下は現代の床下よりも高く作られています。我が家の床下は40cmあります。

床下が高いということは、風通しがよく家を長持ちさせることができました。

しかし、増改築を施した住宅ではそうはいきません。

砕刃家の玄関床下施工前

我が家は台所(キッチン)を昔に増築してあり、その部分の床下は15cm程度しかありません。

この暗闇が外と通じています(笑)6cmの隙間から外の光が見えます(笑)

床下を覗こうにも隙間が狭すぎて奥まで光は届かないし、手の施しようがない。。。

点検口なんてもちろんありません。作った人も後の事なんて考えてなかったんでしょうね。。。

別の方法で問題解決は可能なの?

今回は自力で問題解決をしましたが、原因の追究はやはり必要だと思います。

異臭を放置しておくことで、シロアリやネズミ、イタチなどの獣が集まってくる可能性もあります。

私が調べた情報をここで紹介したいと思います。参考になれば幸いです。

対応策

当たり前ですが、原因を特定し、どう解決させるのか検討してください。

原因を特定する

臭いの原因は様々で、カビ獣臭シロアリなどがあります。

床下から水があがってきて、湿気やすいのか、配管からの水漏れがあるのか。

床下の通気性が悪く、湿気の逃げ場がない、水たまりなどが家の周りにある。

ネズミやイタチが侵入して、そこで巣を作っているのか。

シロアリが床下に住み着いてしまっているのか。

どれも考えただけでゾッとしますね、、、自分の目で床下を見るのは勇気がいりますね。

防腐剤、乾燥剤などの薬剤を使用する

湿気やすいなら、炭やシリカゲルなどの湿度を調節してくれるアイテムがあります。

湿気からのカビなどを予防するなら、防腐剤を散布する方法もあります。

床下の土が湿気ているなら、ビニールシートを引くだけで湿気はあがってきません。

費用目安は

ご自身で作業するなら、材料費だけで済ますことができるので、

だいたい5000円~3万円程度で実行できるのではないでしょうか。

対策成功率は50%といったところでしょうか、薬剤を置いたが改善されなかった。。

という場合も十分にあります。

しっかりと原因に対しての対象法を見つけることが重要だと言えます。

業者や工務店に依頼する

業者や工務店などの専門家に点検してもらい、原因を明らかにしてもらう。

素人にはわからない事も多々あります。大切な家だからこそ専門家に見てもらう、原因特定するには確実ですね。

費用目安は

材料費、人件費(出張費)があるので、

およそ5万円~ 施工範囲の大きさによって変化すると思われます。

対策成功率は80%といったところでしょうか、専門家も完璧ではありません。

原因が1つではなく複数あった場合や見逃し、手抜きなどをされる可能性もあります。

悪質な業者による被害もあるそうなので、信頼できるかどうかも重要なポイントです。

参考までにオススメの業者をリンクしておきます。

イエコマ

良心的な料金で、きちんと修繕、点検をしてくれる実績がある。

ユーコーナビ

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