どうも砕刃です。
田舎暮らし30年、田舎の生活についてよく知る砕刃が田舎の光熱費について語ります。
私が住んでいるのは京都府北部、自然いっぱいで、のどかなところです。
「これから田舎暮らしをしてみたいな」と考えている方は是非参考にしてください。
2020年の光熱費は年間34万円!
2020年は過去3年の光熱費の中で最も多かったです。
なんでなんでしょうね?
グラフにしてみたので、見てみたいと思います!
5歳と1歳7ヶ月の娘がいる、4人家族の光熱費の表です。
なんと年間で34万8千円も光熱費にかかっているんです!!
光熱費の内訳は電気、ガス、水道、灯油の4つです。
ガスと水道は年間通してほぼ横ばいですね、現状では節約できる金額は少なそうです。
問題は電気と灯油です。グラフを見てもらうとわかるように、夏場は少なく、冬場になると高くなります。
断熱も何も無い古民家なので、ずっと暖房点けても消せばすぐに寒くなります。洗濯物は乾かないから毎日1回は衣類乾燥機かけるし、エアコン、コタツは必須です。
エアコンで足りない時は、ファンヒーターも併用して部屋を暖めるので、灯油の消費もハンパじゃない。
都会だとここまで暖房に光熱費はかからないんじゃないかと思います。(灯油買うとか無いよね・・・)
家計簿をつけている方はぜひ自分の光熱費と比較してみてください♪
過去の光熱費表も載せておきます。参考にしてください。
2019年と2018年の光熱費はコチラ
2019年1月では4万円を超えていますが、全体としては2020年よりも低く、31万8千円でした。
灯油の購入費は2019年は少ないけれど、2018年は多いですね。
田舎暮らしの光熱費は冬場が一番高い
表からもわかる通り、暖房にお金がかかります。
古民家ゆえに、外の冷たい空気がどんどん入ってくるからです(泣)
逆に夏は快適です☆都会と比べても4℃は気温が違います。涼しい風もある程度あるので、冷房無しで寝られる日も多いです!
冬の過酷さ
京都府北部でも寒波がくると-5℃まで冷えることがあります。
2020年の寒波では–10℃を観測しました!(洗濯機の水が出なかったよ)
そんな日は室温0℃だなんて事も余裕です。
朝起きたら、家の中なのに息が白い(笑)
部屋を暖めておかないと移動もできません(笑)
2020年の生活でこの状態ですから、先人の忍耐力には尊敬します。
さて、話は戻りまして、光熱費の話です。
我が家もまだまだ光熱費を節約できると思っています。
ちょっと考えてみました。
田舎で光熱費を節約する3つの案
1、電気の契約を見直す
2016年から電力の自由化という制度ができています。広告や営業マンから話を聞いたこともあるはず。
私は関西電力から大阪ガスに電気の契約を切り替えました!
理由は簡単です。過去の使用料から試算して安くなりそうだった事と、Amazonプライムが付いてくるという特典に惹かれて切り替えました!
結果的には光熱費で見るとあまり変化はわかりませんが、Amazonプライムの会費6000円分は少なくとも得していると思います!
家電を買い換える
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンどれも毎日使う物ばかりです。
もし今現役で使っている家電が10年以上前の物なら、節約できる可能性アリです!!
電気の使用量が全然違いますから!
電気代が安くなって、高性能になる。この2つの理由だけでも買い換える価値があると思います。
購入費用がかかるので、決心するにはお財布と相談してくださいね。
家の性能を高める
私が今一番気になっているのがコレです。
最近の住宅は断熱と気密の性能がすごいらしいんです!
熱が逃げないし、入ってこないからエアコンもガンガンかけなくていい。とてもエコですよね。
ですが、家を建てるとなったら2000万とか3000万とか余裕でかかるので、節約とは言えませんね(笑)
さいごに
田舎で生活するなら、古民家はやめましょう。
夏はいいけど、冬が寒い。温暖な地域ならアリかもしれませんが、快適性の面でダメです。
もしも、田舎で暮らそうと思うなら、土地と家(古民家)をボロ値で買って、地域の人と仲良くやっていけそうだと判断できるなら、建て替えをオススメします。
消えていく光熱費にお金かけるよりも、将来残る家にお金かけるべき。
砕刃はそう思います。
Twitterやってますので、あなたの光熱費と比較してみた感想など教えてください!