LGA1200対応のASRock Z590-PRO4購入してみた

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初めての自作PCは動画編集に困らない性能である、10コア20スレッドのCPUを使いたいと思い、セットアップを考えました。

ASROCK Z590 PRO4 マザーボード

今回は私が購入したマザーボードのASRock Z590-PRO4について紹介したいと思います。

私が選んだ理由は3つあります。

  • 使用したいCPUに対応していた
  • 価格が安い(13,980円で購入)
  • 電源フェーズの数が多かった

マザーボードって本当にいっぱい種類があり、性能もわかりにくいのでけっこう悩みました。

メーカーもいくつかあるそうで、一番有名なのはエイスース(ASUS)やゲーミングに特化したエムエスアイ(MSI)など5社くらいありました。

マザボ選びは決まっている、欲しい性能から順番に絞っていくことで比較検討する所までいけたので、その手順を順番に紹介したいと思います。

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使用したいCPUに合ったソケットのマザーボードを選ぶ

まずは、使用したいCPUを決めます。

私の場合は動画編集がメインの目的だったので、「intel Core i9-10850K」を購入する予定でした。

ソケットの形状は「Core i9-10850K ソケット」などで検索すると直ぐにわかります。

Core i9-10850Kに対応したソケット形状は「LGA1200」でした。

Amazonで検索するとたくさんヒットします。

使いたいCPUによってソケット形状が違うので、古いマザボを使いまわす事は難しいということですね。

ソケット形状は「LGA1151」、「LGA1200」、「LGA1366」など性能が上がるにつれて、数字も大きくなっています。

マザーボードのサイズを決める

ソケット形状が決まれば、次はサイズです。

マザーボードの基盤サイズは規格化されていて、ATX、microATX、Mini-ITXの3種類があります。

自分が組む予定のPCケースに収まる基盤サイズを選ぶ必要があります。

私はミドルタワーのPCケースにしたので、ATXにしました。

ATX マザーボード規格について e-atx(extended atx)、miniatx、xl-atxなど、各マザーボードサイズ等をご紹介|ドスパラ通販【公式】
自作パソコンを作成するうえで欠かせない用語のひとつにATXがあります。ATXはパソコンに使われる構造規格で、主にマザーボードの標準サイズのことです。ATXは現在コンピューター業界において標準規格となっているので、知って損はありません。

自作PCをするなら、スロットも豊富にあるATXが無難ですね。拡張性が高い点が自作PCの最大の魅力ですから☆

チップセットを決める

ソケット形状、基盤サイズが決まれば、次はチップセットです。

同じソケット、基盤サイズでもチップセットが違う商品がいくつもあります。

チップセットの種類についてはwikiがわかりやすく表にしてくれているので、見てください。

LGA1200 - Wikiwand
LGA1200は、ランド・グリッド・アレイ を採用したインテル製CPUソケットで、LGA1151の後継にあたる規格である。ソケットH5とも呼ばれる。

LGA1200のチップセットは400と500のシリーズがあるようですが、数字が大きくなるほど性能が良くなっています。

なので、ここは「Z590」一択ですね!もうこれしかありません!!

これで、ある程度厳選できたと思うので、Amazonで商品をリストアップしてみたいと思います

LGA1200、ATX、Z590のマザーボード選び

さて、「LGA1200、ATX、Z590」の条件で商品検索して、性能を比較してみようと思います。

ASUS ATXマザーボード ROG STRIX Z590-A GAMING WIFI

価格24,800円
レビュー評価4.3(100件)
対応メモリDDR4-5433×4スロット
拡張スロットPCIe4.0×16×3スロット PCIe3.0×4×1スロット
ストレージM.2×3スロット SATA 6Gb/s×6ポート
電源フェーズ12+2
無線機能有り Wi-Fi6

レビュー件数が多く、とても参考になる意見がありました。

メモリも5433MHzまで対応とのこと。数字が大きい方が速度が良いようですが、実感はできないだろうと思います。

3000MHzも5433MHzもどちらも十分速く、人間には体感しずらいと思います。

電源フェーズは14個、Wi-Fi機能有り

MSI Z590 PRO WIFI マザーボード ATX

価格24,334円
レビュー評価4.4(50件)
対応メモリDDR4-5333×4スロット
拡張スロットPCIe4.0×16×2スロット PCIe3.0×4×2スロット
ストレージM.2×3スロット SATA 6Gb/s×6ポート
電源フェーズ12+2+1 Dr.MOS
無線機能有り Wi-Fi6E

レビュー評価が高く信頼できそうでした。

PCIeスロットは×16が2スロットと他に比べて少ないですね。

電源フェーズは15個でDr.MOS採用。

Wi-Fiは6Eと次世代通信規格ですね!(日本での普及はこれから理論上は最大9.6Gbps出るとか)

田舎だと回線速度が追いついて来れないのが悲しい。(最大100Mbpsが限界)

ASRock ATXマザーボード Z590 Pro4

価格19,473円
レビュー評価3.9(12件)
対応メモリDDR4-4800×4スロット
拡張スロットPCIe4.0×16×1スロット PCIe3.0×16×1スロット
PCIe3.0×1×3スロット 
ストレージHyperM.2(Gen4×4)×1スロット 
UrtraM.2 (Gen3 x4)×2スロット
SATA 6Gb/s×6ポート
電源フェーズ14 Dr.MOS
無線機能無し

レビュー評価は低め、件数も少ない。

性能は他のと比較すると見劣りしますね。

PCIeスロットは×16が2スロットだし、Wi-Fiは付いてない。

電源フェーズは14個でDr.MOS採用。

その分価格は抑えられていますね。

GIGABYTE Z590 AORUS MASTER Rev.1.0 マザーボード ATX

価格46,689円
レビュー評価4.2(197件)
対応メモリDDR4-5400×4スロット
拡張スロットPCIe4.0×16×2スロット
PCIe3.0×1×1スロット 
ストレージHyperM.2(Gen4×4)×1スロット 
UrtraM.2 (Gen3 x4)×2スロット
SATA 6Gb/s×6ポート
電源フェーズ18+1
無線機能 有り Wi-Fi6E

レビュー件数が多く、信頼できるのでしょうね。

性能も申し分ないですね!

他にもたくさん商品はありますが、各メーカーのZ590製品をピックアップしてみました。

相場は2~5万円くらいですね。

最新のCPUとかだとintel12世代でLGA1700の規格なのでマザボが3~7万円ほどするようです。

比較してみると、同じ項目は少ないですね。

メモリもより高速の物に対応されています。拡張スロットもマザボの写真を見ると、2スロット分空けて配置されていたり、大きなファンの付いたグラボに対応できるようになっていますね。

ストレージはどれもM.2のSSD対応でウルトラとかハイパー対応で、高速がさらに高速になるようです(笑)

電源フェーズの数に注目!

マザボを初めて選ぶ時に気づかないポイントがあるとしたら、電源フェーズの数です!

これは私も購入してから知りました(;´Д`)

CPUの周りに付いている電子部品なんですが、CPUに流れる電流をコントロールするパーツなんだとか。

LGA1200にcorei9-10850K

数が多い、Dr.MOSというシステムを採用している製品はCPUに高負荷をかけても安定するそう。

高性能PCを組むなら、必須だと思います。

マザボを比較検討する時の参考にしてください!

Wi-Fiの有無にも注目!

PCの使用環境によって、Wi-Fiは有ると便利だと思います。

私の場合はLANケーブルが届く配置なので、Wi-Fiは必要なかったのですが、常にWi-Fi接続で十分な速度で安定するなら良いと思います。

配線も一つ減らせる点も良いですね☆

私が選んだマザーボードはコレ!!

ASRockのATXマザーボード Z590 Pro4 です!

Amazonの価格で19,473円で、ヤフオクで調べると13,980円の中古商品を発見しました。

そこそこの性能で、マザボを安く購入する事ができそうだったので、中古品を選びました。

もちろん中古品は故障のリスクがあるので、十分注意が必要です。

デリケートな物なのでCPUと接触するピンが折れていたり、ゴミが入っていれば即アウトです。

選んだ理由は、、

  • intel Core i9-10850Kに対応していた
  • 価格が13,980円と格安だった
  • 電源フェーズ14個であり、Dr.MOS採用していた
  • 冷却性能も高そうだった

初めての高性能PCだったので、とにかく費用を抑えたい点と発熱の心配があったので、このマザボなら安心できると思い購入しました。

実際に使用してみた感想は

購入し、組み立てて使用してみて気づいた事は

  • チップセットの部分が光る
  • UEFIの設定はググりながらやった方が良い
  • 説明書は情報が少ない
  • 電源フェーズは多くて正解だった。安定動作している
  • 動画編集時でもCPU温度は60℃台を維持、平常時は20℃台
  • コスパが良い

最初の起動の段階でSSDとHDDのパーティションタイプがMBRであったために、起動できず悩みました。

レガシーモードがありましたが、変化なく、GPTに変換することで無事に起動☆

その他は全く不自由はありません!

最後に

マザーボードでこだわってもらいたいポイントは3つありました。

  • 使用したいCPUに対応している(チップセットはZ590がオススメ)
  • 価格が安い(中古も検討)
  • 電源フェーズの数が多いか、Dr.MOS採用ならより安心

スロットの数やGen3.0や4.0、メモリの速度などこだわっても、変化がわかりにくい項目はあまり比較しなくて良いと思います。

ちゃんとCPUに対応したスロットでチップセットもLGA1200ならZ590が良いでしょう。

あとはいかに安く抑えるか検討できると良いですね。

中古はジャンク品ではないか、CPUソケットは汚れたり折れたりしていないか画像をアップにして確認が必要です。(ソケットのピンが折れたマザボが3000円とかで売られていたりします)

基本はAmazonなどで価格のベースを決めながら、安い商品を探してみてください☆

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