【床下エアコン】全館空調のメリットと必要性についてまとめてみた

マイホームを建てる田舎暮らし
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私は全館空調というワードを、注文住宅を建てる計画をするまで知りませんでした。

家全体を暖めて生活するシステムを全館空調と言うそうです。

初めて話を聞いた時に思ったことは、「電気代いくらかかるんだよ、ムリ(笑)」でした。

家全体を暖めたり、冷やしたりするわけだから、当然電気代も個室の比じゃないですよね。

全館空調ってほんとに必要なの!?

そう思っていた私ですが、モデルルームに行って実際に体感すると考えが変わりました。

「めっちゃ快適!!今の生活と違いすぎる!!」

部屋を移動しても同じ室温なんて、我が家では考えられませんでした。

砕刃
砕刃

自分の部屋に行きたいけど、寒いんだよな、、、

ずーっとそんな生活を30年もしてきた私からすれば、衝撃のシステムです。

ガラケーからiPhoneに変わった時ぐらいの衝撃です。

iPhone3GSが発売した当時は、スマートフォンなんて一部の人が持っているだけで、主流ではなかったでした。

ですが今はスマホの機能性のすばらしさに、全てのメーカーがスマホを作っています。

全館空調も今は「まだ早い」のかもしれません。

しかし、私にはiPhone3GSと同じ衝撃の風が吹き荒れています!!

自分の直感を信じて、全館空調を紹介します。

この記事は全館空調は是非とも取り入れたいというお話です。

  • 全館空調なんて知らなかった
  • 全館空調に興味がある

そんな方に向けて書いています。

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全館空調の魅力とは

全館空調とは、建物全体の空調(温冷)を一括で管理するシステムのことです。

各部屋にエアコンを設置する一般的な方法ではなく、家全体に空気を送ることで室温を同じにします。

全館空調で暖かい家

その全館空調の魅力をまとめてみると

  • ヒートショックの心配がない(急激な温度差による心停止)
  • 快適性が上がる
  • リビングに洗濯物を干さなくても乾く
  • エアコンの風が直接当たらない
  • エアコンの購入台数が少なくて済む
  • 天気(外気)を気にせず、シーズン中は設定した室温を保てる

などがあげられます。

少し地味な魅力かもしれませんが、これが結構良いんですっ!!

全館空調はこんな方にオススメしたい

  • これまでの家は部屋ごとに寒暖差が激しく、底冷えがあった
  • 湿気がこもったり空気がよどんだ感じがあり、カビやダニの発生が気になっていた
  • 吹き抜けのリビングやリビング階段などの開放的な間取りを考えている
  • 高齢のご家族、小さなお子さんがいる
  • 二世帯住宅を検討しているご家族・介護や療養など寒暖差で体調に支障をきたしやすいご家族がいる
  • ペットを室内で飼っている
  • 冬の朝に寒くて起きられない夏の夜は寝苦しくて睡眠が浅くなる方、など

このような事を感じた事がある方に、全館空調をオススメします!

家でくつろぐ猫

家での居心地が格段に上がると思っています。

全館空調には2種類のタイプがある

全館空調と言っても、方法は1つではありません。

1つめは大型の空調機を天井に埋め込む、または天井裏に設置し、ダクト送風で各部屋に送る方法

ガス式と電気式があります。

2つめは家庭用のエアコンを使い、1階部分に暖房用のエアコン、2階に冷房用のエアコンを設置する方法があります。

以前は全室を空調できる大きさの空調機を天井に取り付け、ダクトで温風や冷風を送るシステムが主流でした。

ですが、断熱と気密の性能が上がってきたことで、家の中の熱が外へ逃げなくなりました。

そのため、家庭用のエアコン1台でも空気が循環できるようにしてあげれば、全館空調は可能なのです。

空調機とは「空気調和機」の略で、温度、湿度、空気清浄を1台で行える機械のことです。

最近は「床下エアコン」と呼ばれる、家庭用のエアコンで家全体を暖める方法も出てきました。

空調機のメリット

空調機のメリットは1台で室温の管理から空気の換気まで一括で行ってくれるので、管理が楽なところが魅力です。

各部屋の設定温度を変えたり、電源を入れたりする作業がなくなり、必要ないのにつけっぱなしという事が無くなります。

太陽いいね

室温が一定で快適すぎる。

空調機のデメリット

空調機のデメリットももちろんあります。

機材の費用が高い。100万~200万程度の初期費用がかかる。

フィルター掃除が定期的に必要

家族で暑がりの人と寒がりの人がいると、温度設定で揉める。

男女がケンカしているシルエット

ランニングコスト(維持費)がかかる。電気代が高くなりやすい。

デメリットを考えても、全館空調はオススメ

デメリットはありますが、機材や家の性能によってデメリットは変わってきます。

機材も特殊な物にするほど高価になり、メンテナンスも大変になります。

そう考えると、メンテナンスのしやすい一般的な機材が理想的ですね。

家全体を空調するので、家の断熱・気密性能は高いほど光熱費が抑えられます。

家で生活していて、冷たい空気が開いているドアから入ってくる生活はもうおしまいになります。

ドアしめなくていいなんて快適すぎると思いませんか?

(トイレのドアは閉めてくれ!)

お風呂入る時、服を脱いで寒い想いをすることがないんです。

とても素晴らしく、快適すぎますよね。

家の性能が毎月の光熱費にも大きな影響をあたえるので、家づくりをする今がチャンスなんです。

しっかり考えて、取り入れましょう。

セキスイハイムの快適エアリー

なぜそこまで全館空調をオススメするのか、私はモデルルーム見学するまで知らなかったからなんです。

2020年の秋に私達家族がセキスイハイムのモデルルームに行きました。

ちょっと肌寒い日でしたが、モデルルームの中は快適で、2階も1階も適温でした。

その理由はセキスイハイムの快適エアリーが作動していたからでした!

床の端から暖かい風が出てきていて、それが家全体を暖めていました。

私はとても感動したのを覚えています。

我が家は古民家なので、すきま風はあるし、部屋は暖まりにくいし、最悪の環境なので、快適さの違いに驚きました。

全館空調で知ってほしい3つのメリット

全館空調を取り入れることで得られるメリットを3つご紹介しましょう!

まず1つ目は、、、

冬でも洗濯物が乾く

冬と言えば洗濯物がなかなか乾かないシーズンですよね。

全館空調は家の中で暖かい空気が循環するので、洗濯物の水分も蒸発しやすく、乾きやすいです☆

我が家も居間で洗濯物を室内干ししますが、全館空調なら邪魔にならない部屋に洗濯物を干せます!

今までリビングで干していた洗濯物が無くなったら、部屋が広々して快適ですよね☆

逆を言うと乾燥しやすいとも言えます。加湿器がわりでもありました(笑)

室温・湿度計は必ず置いておいて、加湿の調節しましょう!

部屋の移動がストレスにならない

寝る部屋に行きたくない、、

自分の部屋は寒いから、、

キッチンでご飯作ると足が冷える・・・

服脱ぐと寒いからお風呂行きたくない、、入ったら出たくない、、

こんな悩み、ありますよね、、私は全て経験しています(笑)

こんな思いをしなくていい生活ってすごくないですか?贅沢かもしれませんが、高収入の家庭でなくても、実現できる時代なんだと思っています。

もし実現したら、今度はお外に行きたくないってなりそうです(笑)

エアコンの風が直接当たらない

エアコンやファンヒーターの風って暖かいんですけど、目がめっちゃ乾くんですよね。

冷房だと、身体冷えてきたり、肩こりした経験ありますよね?

エアコンの風ってあまり良いことないんですよね、、

子供に直接当たって、目が乾いたとか体調を崩したとかなるんじゃないかと思うと

エアコンの風があたらない冷暖房のシステムって、住む人にとって最も良い選択だと思います

床下エアコンという全館空調を知ってほしい

床下エアコンというワードを聞いたことはありますか?

私は全く知りませんでした!

ですが、そのシステムを聞くと、「なんて合理的なんだ、、」と感心しました。

それぐらい、現代の住宅の性能ならではのシステムだったのです。

エアコン1台で家全体を暖められる」この宣伝は嘘じゃないです!

エアコンの風が直接あたらずに、家全体が暖かくなるって素晴らしいことです。

設置費用や電気代も家の断熱・気密性能を高めることで抑えることができます。

逆に言うと、後から床下エアコンをしたいと思っても実現できないので床下エアコン最大のデメリット。

基礎の作り方から変わってくるので、既に建っている家には取り付けられません。

断熱性の低い家では、家が暖まらないから光熱費も跳ね上がります

快適な家を実現も可能だけど、失敗するリスクも十分にあり得るシステム・・・

工務店やハウスメーカーに任せっきりにしないで、自分で調べてみてください。

今はyoutubeでたくさん情報収集できるので、まずは「床下エアコン」について調べてみてください。

オススメのサイトを紹介

松尾先生の松尾設計室

小屋裏冷房と床下エアコン暖房
床下エアコン暖房 床下エアコン暖房の特徴は、床が暖かくなるということ。いくら高断熱高気密住宅を建てても、壁掛け

床下エアコンの注意点をわかりやすくブログとyoutubeで解説されています。

注文住宅を建てる上で大切な事を専門的でありながら、素人にもわかりやすく解説されています。

お金をかけずに、全館空調ができる

会社や学校で導入されている空調機は大型で、1台150万~200万程度すると思います。

注文住宅では少しでも住宅本体の費用は抑えたいところです。

そこで床下エアコンは家庭用エアコン1台で暖房ができるので、10万~15万円で実現できます。

費用を抑えた分、家の性能を上げると、より光熱費を抑えることができます!

お金をかけずに、全館空調できるのは床下エアコンだけではないかと私は思います。

全館空調についてyoutubeなどで調べてみて

まずは、住宅について調べてあなたが知識をつけてみませんか?

現代の住宅事情は今の生活からさらに進化しています☆

驚きや発見があると思うので、是非調べてみてください☆

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